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人の顔イラストが簡単に、オリジナルキャラまで作れちゃう!

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。

超初心者さん向け記事「顔を作ろう」のTOP画像

真似して線を引いて、顔を作ろう!

今回はこんな講座です。

まずは「人の顔型」を作り、
さらに「オリジナルキャラクター」を作ってみよう!

※「人の顔型」とは。
お絵かき超初心者さんにも、簡単に人の顔が作れるように考えて作ってみました。

これを土台に、好きな顔や髪型をつけていくと、オリジナルキャラクターが作りやすいかと思います。

制作の過程では、描いたり消したりが面倒くさいところもあると思うけど、それも絵を描くための工程の一つ。

まずはやってみてくださいな~!

使う道具を準備しよう

描いたり消したりする道具を準備しましょう。

  • 方眼用紙、あるいは方眼ノート
  •  鉛筆、シャープペンシルなど
  • 消しゴム
  • 色鉛筆
    下絵の補助に使うので、一色でいい。
  •  黒ペン
    清書に使う。消しゴムで消えないもの。

普段使っている、家にあるものでいいですよ。

道具が揃ったら、さっそくはじめましょう~。

 

「人の顔型」のイラストを簡単に作る

超初心者さんはまず、
「描く」というより、
「線を引く」ことを意識してみましょう。

線を引きつつ、人の顔型を作っていきます。

直線で描く

まずは直線で形を作っていきます。

線を引くのも練習。
定規などは使わないこと。

まずは鉛筆を使います。

 

▼ マス目にそって線を引く
上に少し余白を空けておき、
ヨコが3マス、タテが4マスの
四角形を作ります。
マス目の顔1

まっすぐに線を一本ずつ、
丁寧に引きましょう。
☆ 初めはきれいに引けなくても大丈夫。

 

▼ 四つ角に45度の線を引く
※新たに線を入れる部分を赤色で描いていますが、そのまま鉛筆で描いていきましょう。

マス目の顔2

方眼紙のマス目の角を意識して、
まっすぐに繋げるように線を引く。

 

▼ 人の顔の輪郭線に
不要な角の線を、消しゴムで消す。
すると、人の顔の輪郭ができました。
マス目の顔3

☆ はじめから、この形に線を引けばよかったじゃん!って思うかも知れないけど、手間をかけた理由は二つ。

  • 一本ずつ意識して線を引いてほしいから。
  • 形を取って不要な部分は削る、という作業をやってほしいから。

線の引き方ひとつで仕上がりが違ってくるし、
お絵かきには必ず出てくる、足しては引くという作業が大事なのです。

 

▼ 顔の中を作る
顔のパーツを図のように描く。
マス目の顔4

方眼紙のマス目を参考に。
直線と四角でバランスよく、
左右均等になるように気をつけて。

☆ 顔のパーツは繊細な部分、じっくりやろう。
これで顔のつくりが決まっちゃうよ。

 

▼ 耳を付ける
耳の位置の角に、印の点をつける。
マス目の顔5-0

方眼のマス目の線がない部分は、ちょっと描きにくい。
そんなときには、線を入れる場所の角に、印の点を付ける。

次に、点と点を繋ぎ合わせて、耳を描く。
マス目の顔5

☆ いっぺんに線を繋げて描こうとしないこと。
目印の点と点を、『始点』と『終点』というつもりで、ひとつずつ線を引いていくと、きれいに描けます。

 

▼ 頭部の形をつくる
マス目の顔6

これもマス目の線がないところに線を引くので、頭の角の部分に、目印の点をつけてから線を引こう。

頭の側面となる縦線は、マス目の縦線を意識しながら、平行になるように線を引く。

☆長い線は一回で引こうとせず、分割して描いてもいい。

 

▼ 頭部の角を削る
頭部の角の両端に、45度の線を入れる。
マス目の顔7

ここでも角に目印の点を置いて、
『始点』と『終点』を意識して線を引こう。
すると、キレイに線が引きやすい。

☆少々はみ出ても気にしない。

▼ 不要な部分を消す
不要な部分を消して線を整える。
マス目の顔8

人の頭の形になったでしょうか。

ここまでやってみて、なんだか形が変だなぁ…?と思ったら、もう一度描いてみよう。

もう一度描くときには、今描いたものを残しておいて、新たに描くといいでしょう。

すると、前に描いたものと比較してみることが出来るので、その違いや成長具合がわかります。

直線を曲線にする

直線のままだとブロックとかロボットみたい…
だから、角を丸くしてあげましょう。

 

▼ 直線から曲線へ
マス目の顔9

曲線を引くのは難しく感じるかもしれない。
けれど、いきなり曲線で形を作るわけではないので、大丈夫。

これまで直線で形を作ったものから、角を取って丸くしていきます。

角を削るように鉛筆で何度も描いてみて。
どんどん削っていくと、いい具合に丸くなっていきませんか?

☆ 描いては消し…を続けていると、元の線が分からなくなって迷子になりやすい。
そんなときは、角の部分に色鉛筆などでちょっと印を付けておくと、元の線の目印になるので便利です。

 

▼ 人の顔型が完成!
マス目の顔10

不要な線を消して、なるべく一本の線(主線)に整えましょう。

☆ 「絵を描く」というのも「慣れ」
初めはうまくいかなくても、何度か描いてみると、最初よりもうまくできるはず。

自分で「良い感じになったかな~♪」と思ったら、次へ進みましょう。

ここまで出来たら、あとはお楽しみv
次はキャラクター作りですよ~!

…っと、その前に!
清書をしておきましょう。

 

「人の顔型」を清書する

キャラクター作りでは、この「人の顔型」を土台にして、描いたり消したりという作業が多くなります。

そのため、線が消えにくいように、色鉛筆で清書をしておきます。

キャラクターを作る上で大事な土台なので、丁寧に線を引いて仕上げましょう。

 

▼「人の顔型」を色鉛筆で清書する

  1. 色鉛筆で主線をしっかりなぞって描く
  2. 消しゴムをかけて鉛筆の線を消す

色鉛筆の線は、少々薄くなっても残っていればいいでしょう。

 

オリジナルのキャラクターを作ろう!

ここからは、さきほどの「人の顔型」を使って、簡単に新たなキャラクターたちを作っていきます。

人の顔を作るのって、けっこう楽しいですよっ。

いきなりキャラクターを作ると言っても、何をどうすればいいのかわからないと思います。
なので、まずは上のキャラクターたちの顔で練習してみましょう。

 

「人の顔型」にキャラクターのイメージを入れる

  1. どんなキャラを描きたいのか想像する。
  2. どのあたりに、どのように線を入れるかをイメージする。
  3. イメージできたら、補助線を入れる。

マス目の顔10a2

補助線は鉛筆で、直線で入れていきます。

直線で補助線を複数引くことで、ガイドの役割をしてくれるため、何も無いところにいきなり曲線で描くより、描きやすいのです。

☆ 見本の画像では、イメージの補助線(赤線)をいきなり明確に入れていますが、はじめはもっと大雑把に、荒くていいのです。

練習では、完成形を見ながら「こんな感じ~」と、お気楽にガンガンたくさん補助線を入れて形を取っていきましょう!

線だらけになったら、ときどき消しゴムで線を整理しながら進めていけば大丈夫。

この作業は、見本のないオリジナルキャラクターを自分で作る時にも、イメージを明確に表現できるようになるために役立ちます。

 

補助線をたどり、主線を整理

補助線でイメージどおりに形ができたら、主線となる線を作っていきます。

マス目の顔10a3

絵を描くには「描いては消す」が当たり前。
いっぺんに出来なくても当然なので、じっくりと描いていきましょう。

《余談》
補助線など無しで、いきなりきれいな線で描ける人は、これまでたくさん描いた経験から、頭の中でどこに線を置いたらいいのかを明確にイメージできるのです。

これは何度も描いていると、誰でも出来るようになります。

 

清書をしてキャラクターの完成

鉛筆での主線が整ったら、黒ペンを使って主線に沿うように線を引いていきましょう。

マス目の顔10a

☆ 線を上からなぞることばかり意識すると、線がぶれやすい。
線を「なぞる」より、「描く」ことを意識。
線の流れを意識しつつ、ペンを動かしてみましょう。

多少線がぶれるのは当たり前なので大丈夫。

一筆で描ける長さを考慮して、始点と終点、線の流れを意識して、一筆ずつ集中していきましょう!

 

▼ 他のキャラも参考に貼っておくので、描いてみてね。

☆ 前髪は片側をかき上げ、全体的に丸いボブ。
目は大きめで眉は上がり気味、口も開けて勝ち気な感じ。

 

☆ 前髪は頭のてっぺんへ集約するイメージで。
目は半ぶんつむっているので、まぶたを描いてみました。
目や鼻の描き方は好き好きですね。

 

☆ ツンツン頭を描いてみました。
一応髪の分け目を決めて、両端に毛先が向くようにしました。
オコ顔なので目と眉をつり上げて、への字口。

 

☆ 前髪分けてる人。
目と眉はとぼけた感じにし、鼻は低めにしました。

 

☆ くるくる髪の女の子。
左右はおさげ…でもなく、くるくる団子?
表情は困り顔で、ちょっといじけモード。

 

☆ 最後のキャラは、髪型がとても複雑に~。
そして顔はイケメン風にしてみました。

髪の流れと束を考えて描いてみましょう。
いきなりこの髪型、むずかしいよ。
でもよ~く見て、まねして描いてみてね。

 

おわりに。

ここまでやってみました?
「やったよ!」って方はすごい!
よくできました!(拍手!!)

実践してみて、いかがだったでしょうか。

「人の顔型」を使って描いてみると、顔のベースは同じでも、顔のパーツを描き分けることで、いろいろな顔が楽に描けるかなと思います。

つまりあなたは、すでに自分だけのキャラクター作りもできるようになっているはず!

よく、
「オリジナルのキャラクターが作れない」
という話を聞くのですが、これはたぶん難しく考えてしまっているから。

もっと簡単に、こんな人物いるよね~!
こんなキャラがいいよね~!と、簡単にキャラの性格や姿形の設定をしてしまうと、おのずとイメージが湧いてくるかと思います。

そして今回の「人の顔型」に当てはめて、顔や髪型をイメージして形を整えてあげると、少しずつでも形になっていくのではないでしょうか。

 

それでは長くなりましたが、
ここまで読んでくれて有り難うございます。

おつかれさまでした^^

楽しいお絵かきライフを~!

この記事を書いた人
さない

子どものころから絵を描くことが好きで模写三昧。
絵を描く職に就いたこともあったけど、なんやかんやで描けなくなり、描かなくなり、また復帰しては筆を折り…とまぁ、紆余曲折。

絵は気負わず、ひたすら楽しんで描けばいい!
そうしているうちに、いつの間にか上手くなってるんだから。
続けることこそが一番の近道!

そんなことを、絵を描きたい・描いてみたい人様に伝えたい。
(…いろいろな自戒を込めて)

そのほか管理人のプロフィールはこちらから。

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