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頭身とは人物イラストを描くときのバランスの目安となるもの

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

頭身ってなに? どう考えたらいいの?

イラストや漫画を描いていると、「何頭身で描くか?」というのを気にしたことがあるかも知れません。
「頭身」とは、身長が頭の大きさ(長さ)の何個分に相当するか、というもの。

測り方と算出方法は以下の通り。

頭身数 = 身長(頭のてっぺんから踵まで)÷ 頭(頭のてっぺんから顎まで)

よくモデルさんや芸能人のスタイルの良さを現わすときにも「○頭身」という表現をされていますね。
日本人の成人では平均が7頭身前後だそうです。

今回は、イラストや漫画を描く上での「頭身」について考えていきましょう。

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頭身の数で身長の違いを見る

漫画やイラストでは、2頭身から9頭身など、描き手によって様々に描かれています。

下図では、同じ頭の大きさで2頭身から9頭身までを描いてみました。
「頭何個分」というメモリも描いているので、見比べてみてください。

2頭身は頭が大きく、逆に9頭身では頭が小さく見えますが、同じ大きさで描いています。
頭は同じ大きさですが、身長が違い、身体のサイズも違います。
(身体のパーツの比率はだいたい同じにしています。)

身長は同じで頭身の違いを見る

今度は、先程とは逆にしてみましょう。

下図は、身長は皆同じで、違うのは頭身です。
並べてみると、頭の大きさの違いが一目瞭然。

このように、身長が同じでも頭の大きさがあまりにも違うキャラを並べると、その空間が何だかおかしい感じに見えますね。
極端に頭の大きさが違うとか、背の高いあるいは背の低い人物を同じ画面に入れる場合には、遠近感に違和を感じやすいので注意が必要です。

身長差と頭身差

キャラクターに身長差を付けたいときには、頭の大きさを極端には変えない方が無難です。
頭の大きさは皆同じではなく、極端に違うわけでも無く、少しずつ違います。

その「少しずつの頭の大きさの違い」+「身長を変える」のが自然に見える方法です。

頭身数を変えるのも、成人では6~8頭身あたりが目安と考えておくといいでしょう。

もちろん、キャラとして顔がとても大きい人物が居たり、頭身が飛び抜けている人がいてもよく、自由です。
ただそれらのキャラクターを描くときには、周囲の人やものとの比率に気をつけて描かないと、遠近感のおかしな空間になってしまいます。

頭身数は6とか7とかきっかりで考えるのではなく、6.5頭身とか7.8頭身とか、皆少しずつ違います。
いろいろな頭身を描けると、キャラクター作りで頭身の違いも特徴に出せるので、幅も広がりますね。

上図は、頭の大きさは同じで頭身を変えたもの。(緑色の数字は頭身数)

こうして並べてみると、頭の大きさが極端に違う並びのもの(2の図参照)より自然に見えると思います。

頭身の目安としては、成人は6~8頭身、子どもは5~7頭身、幼児は4頭身くらい。
9頭身はなかなかいないですよね。描くときにもバランスがとても取りづらかったです(^^;)

頭身が高ければカッコイイか?

「頭身が高い=カッコイイ」 …というわけでもない。
大事なのはバランスだと思います。

6頭身でもカッコイイ人は沢山居る!
逆に8頭身など頭身が高くても、バランスを悪く描いてしまうとカッコイイようにはなりません。

同じ頭身でもちょっとバランスを変えるだけで違って見えるので、参考にちょっと変えたものを6頭身で描いてみました。

〈左図〉緑の横線は、Bの人物を基準に線を引いたもの。
横線のある部分は、少しずつずらして描いているので見比べてみよう。

☆ 頭身の有無にかかわらず、カッコイイ感じに見せるための簡単な方法。

1. 脚を長くする

…単純に脚を長く描いてしまうと頭身が崩れてしまうため、頭身を変えること無くバランスを少しずつ変えるということ。

☆ 腰や膝の位置を少し上にするだけでもスラリとした足長効果が出る。

2. メリハリをつけて描く

…全体的にボテッとさせず、くびれや筋肉などにメリハリを付けると違って見える。

あなたの好きな、カッコイイと思える人物(写真や映像など)をよく観察してみましょう。
他の人とどう違うのか? どの部分がカッコイイと思わせるのか。

それを参考にキャラクターへ反映してみるのもいいですね。

まとめ

頭身ってなに?

・頭身はイラストや漫画で人物を描く上で、全身のバランスの目安になるもの。
・目安としては、成人では6~8頭身くらい、子どもは5~7頭身、幼児は4頭身。
・キャラクターの身長差は「頭の大きさが少しの違い」+「身長を変える」のが自然に見えるかも。
・同じ頭身でも違いを出すには、身体のパーツの位置を少しずつ変え、腰や膝の位置を変えたり、肉付きを変えたりするとよい。

「○頭身」とばかり考えると、つい堅く考えてしまうかもしれませんが、そんなに考える必要も無いものと思います。

どんな人物、どんなジャンル、どんな絵柄を模写したり練習するかで、沢山描いているうちに自分の描きたい(もしくは描きやすい)ものに手が慣れて、傾向が定まってきます。

そのなかで、自分はどのくらいの頭身・バランスが描きやすい、とかも決まってきて、それは意識しなくてもだいたい手やら感覚が覚えてきます。

描き慣れるためには、好きなものを模写するのが1番飽きなくていいのですが、ときどきでも写真や「基本的な人物の描き方」みたいなものをやるといいかなと思います。

私は独学でやってきて回り道をしまくったので、今頃基本は大事だなぁと思う次第です。

それでは、今回もこのへんでおつかれさまでした。

よいお絵かきをお楽しみください。

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