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頭身は、人物イラストを描くときにバランスを取る目安になる

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頭身と身長~○頭身ってなぁに?

頭身と身長~○頭身ってなぁに?のTop画

頭身ってなに?
どう考えたらいいの?

「頭身」とは、身長に対して頭の大きさがどのくらいか、ということ。

「頭身」を考えて人物イラストを描くと、次のようなメリットがあります。

  • 頭と体のバランスが取りやすい
  • キャラクター作りに役立つ

頭身は、人物を描くときの目安となるもの。

バランスが取れない!と悩みながら試行錯誤するより、頭身を意識して描くことで範囲を限定することにより、より描きやすくなるといういこともあります。

頭身と人物イラスト

まずはイメージしやすいように、頭身の比較図を見てみましょう。

【図1:2頭身から9頭身の人の図 (頭の大きさが同じで)】

9~2頭身の図(頭の大きさが同じで)

頭の大きさが同じで9~2頭身

この図では、全て頭の大きさを同じにしています。

「頭身」とは簡単に言えば、
「身長に対して頭が何個分あるのか」
ということ。

8頭身は、頭8個分の身長がある。
6頭身は、頭6個分の身長がある。

実際にはこんなに丁度いい人ばかりではなく、6.5頭身とか、7.2頭身とか…まぁ人によっていろいろなのです。

頭と体のバランスが取りやすい

人物イラストの全身を描こうとするとき。

頭と体のバランスが取りにくいという場合には、あらかじめ何頭身で描くかを決めておくといいでしょう。

そうすることで、その範囲内に収まるように体を描くので、イメージがしやすく、バランスが取りやすくなります。

キャラクター作りに役立つ

一般的に「頭身」は高いほうが好まれ、数字が大きいほどスタイルが良く、かっこ良いとされます。

よくモデルさんや芸能人のスタイルの良さを示すときには「○頭身」という表現をされていますよね。

8頭身や、なかには9頭身なんて方もいらっしゃる。

日本人の成人では、平均が7頭身前後だということなので、それ以上のスタイルを持つ人々は憧れの対象になったりするわけです。

こういうことを踏まえると、イラストを描くときにも考えちゃいますよね。

かっこいい、スタイルのいいキャラクターを描きたいから、8頭身で描こうかな~とか。

しかしだからといって、必ずしも8頭身以上でなくちゃ…と考えなくてもいいのですよ。

イラストは自分の基準で考えて描けばいい。

なので4頭身で描くのが自分の基準としてある場合には、ちょっとかっこいい人物キャラは5頭身でもいい。

なんなら同じ頭身でも、くびれ方に差を付けてスタイルの良さを示す、なんてキャラ設定をしてもいいわけです。

年齢と頭身

人の頭身は年齢によって変わっていきます。
体が成長したり、衰えたりするからです。

子供の場合は体に対して頭が大きい。

大人と子供では体型や身長が違うので、もちろん頭身も違います。

成長して身長が伸びるので、頭の大きさに対して体の割合が変わるのはもちろん。

なかにはとても成長の早い子供がいて、年齢の割に頭身が高い子もいたりしますが、だいたい次のような頭身が平均的なようです。

【年齢と頭身の目安】

  • 幼児は3.5~4頭身
  • 子どもは5~7頭身
  • 大人は6~8頭身

これらはあくまでも一般的な目安。

ですが人物を描く上で、年齢設定をする場合には参考にするとイメージし易いでしょう。

頭身と身長

漫画やイラストでは、大人であっても2頭身から9頭身など、描き手によって様々な描かれ方をしますよね。

「◯頭身」の「○」の数字が小さいと身長見合いで頭が大きく、数字が大きいと頭が小さく見えます。

ただそれだけなのですが、しかしちょっと注意が必要なことも。

気をつけておかなければ、混乱が生じることもあるかなと思います。

  • 頭の大きさが同じで身長が違う場合
  • 身長が同じで頭身が違う場合
  • 頭身が同じで身長が違う場合

なんだかややこしいですが、順を追って画像を入れつつ説明します。

頭の大きさが同じで身長が違う場合

単純に、頭の大きさが同じで身長が違う場合の頭身というのはわかりやすいです。

【図2:頭の大きさが同じで身長差がある場合の図】
(緑色の数字は頭身数)

頭の大きさは同じで身長が違う場合の頭身のランダムな図

頭の大きさは同じで身長が違う頭身の図2

見た感じ、頭身(身長)が高いのは大人に見えるし、頭身(身長)が低いのは子供に見える。

頭の大きさが同じ状態での頭身差というのが1番わかりやすい。

かといって全く同じ大きさでも違和感が出るので、初心者さんがキャラクターに身長差を付けたいときには、頭の大きさに少しの変化をつけるくらいで描くと違和感が出にくいと思います。

 

あまり極端に頭の大きさを変えるとすごく違和感が出たりするので、あえてやるときには気にしてみるといいでしょう。

次の例は極端に頭の大きさが違う場合です。

身長が同じで頭身が違う場合

同じ身長であっても頭身は違う、ということは普通にあります。

実際の人間でもそうですよね。

しかし人物イラストを描く上で、あまりに極端にやってしまうと問題が出てきます。

【図3:身長が同じで頭身が違う図】
(緑色の数字は頭身数)

身長は同じで頭身が違う場合の図

身長は同じで頭身が違う場合の図

並べてみると頭の大きさの違いが一目瞭然、という図にしてみました。

この人たちが同じ画面の中に存在すると、2頭身ではとても頭が大きく、7頭身では頭がとても小さく見えます。

頭の大きさが少々違うくらいならばむしろ自然に見えますが、あまりにも違うキャラクターを横に並べると、空間のバランスが何だかおかしい感じに見えます。

また、これを前後にならべると、空間が歪んでいるように見えて混乱しそう。

しかしキャラクター作りで身体的特徴を出したいときには、このようなパターンをあえて使うのもわかりやすいし、それも手です。

ただ、あまり極端な違いを出してしまうと、喜劇やギャグ漫画など、コミカルな雰囲気になってしまうかも。

私もこの挿絵を描くとき、2頭身や3頭身を描くのが好きなので、つい遊んでしまいました。

頭身が同じで身長が違う場合

次は、頭身は同じで身長が違う場合。
これは結構注意ポイントかもしれないですね。

頭身が同じ場合、身長差がそれほどなければ自然に見えるのですが、あまりに極端に差をつけてしまうと、ちょっとした問題が起きます。

【図4-1:頭身が同じで身長が違う~極端な図1】

頭身が同じで身長が極端に違う場合の図

頭身が同じで身長が極端に違う図

この図の見た目に、何が問題になるのかわかるでしょうか…

2人は同じ距離に居るにも関わらず、遠近感があるように見えないでしょうか。

 

【図4-2:頭身が同じで身長が違う~極端な図2】

同じ場所でも2人には距離があるように見えてしまうという図

頭身が同じであまりに身長が違う場合の見え方

この2人は頭身が同じなのに身長が極端に違うため、小さい人が遠方に居るように見えてしまうのですよね。

小さい人をちょっと大きくしてみると、あまり違和感がないのがわかると思います。

【図4-3:頭身が同じで身長が違う~違和感を解消してみる図】

違和感が出ないくらいの身長差にしてみた図

極端な身長差を変えてみた図

極端な身長差が良い!という場合にはあえて描くということはもちろんよくあります。

ですがそうでない場合。

何気なく描いてみたら違和感が…
という場合の違和感の正体はこんなことだったりもするので、頭の隅に置いておくといいでしょう。

頭身が高ければカッコイイわけではない

「頭身が高い=カッコイイ」

一般的にはそんなイメージもあるでしょう。

しかし頭身が高いからといって、全てかっこよく見えるかというと…そうでもないですよね。

 

大事なのはバランス。

6頭身くらいでもカッコよく見える人は居ますよね。

逆に8頭身など頭身が高くても、バランスを悪く描いてしまうとカッコイイようには見えないものです。

同じ頭身でも、ちょっとバランスを変えるだけで違って見える。

参考に、全員6頭身でそれぞれ少し違うスタイルで描いてみました。
少しずつ印象が違うと思います。

【図5:同じ頭身でもスタイルが違うと印象は変わる図】

同じ頭身でも印象が違って見える図

同じ頭身でもスタイルが違う場合の図

緑の横線は、Bの人物を基準に、へそ・腰・股下・膝の位置に横線を引いたもの。

A・C・Dの人物はこの位置を少しずらして描いてみました。

AはBより少し脚長で少しふっくら。
C・DはBより少し足を短くしました。

CとDは体の部位の位置は同じなのですが、
Cは痩せていて筋肉がないタイプの体。
Dは痩せ型だけれど筋肉質な体。

同じ身長の同じ6頭身だけど、それぞれの見た目の印象は違うでしょう。

カッコイイ感じに見せる簡単な方法

頭身が高いとかにかかわらず、カッコイイ感じに見せるための簡単な方法を書いておきます。

  • 骨格を変える(脚を長くするとか…)

単純に脚だけ長く描いてしまうとバランスが崩れてしまうため、少しずつ全体の位置を変えてみましょう。

腰の位置を変え、全体のバランスを見る。
膝の位置を少し上にするだけでも、スラリとした足長効果が出るものです。

 

  • 体質を変える(メリハリをつけて描く)

なんとなく全体的に細かったり、単に太めに描いたりするのではなく、くびれや筋肉などにメリハリを付けて描くと、シャープな感じが出てカッコよく見えます。

 

  • 雰囲気

雰囲気、って言うと何だかふわっとしてるんですけど…笑。

でもキャラクターの雰囲気は大事なんですよ。

もう頭身とか関係なく、身長が低くても、頭身が6頭身でも、その人物の雰囲気だけでカッコよさというものはにじみ出てくるものです。

例えて言うなら…

ドラゴンボールのベジータさんとか、
進撃の巨人のリヴァイさんとか…つか、同系統ですね。
目つきの悪いチビキャラ王子様の系統。

あとは今思いつかない…。

ま、とにかく、雰囲気は大事です。

キャラの性格とか雰囲気、佇まいとかでカッコよさは変わる。

なので頭身とカッコよさとは、必ずしも比例しないものではありますよ。

あなたの好きなカッコイイと思える人物、漫画やアニメ、ドラマや映画、写真や映像などをよく観察してみましょう。

他の人とどう違うのか? どの部分がカッコイイと思わせるのか。

頭身に限らず、さまざまな要素を取り入れてキャラクターへ反映できるといいですね。

まとめ

頭身ってなに?

頭身とは…

  • 全身のバランスの目安になるもの
  • 年齢の違いを描く上での目安にもなる

成人は6~8頭身くらい
子どもは5~7頭身くらい
幼児は4頭身くらい

 

  • 身長と頭身は比例しない

身長が同じでも頭の大きさは違う。
つまり、身長が同じでも頭身は違う。

大勢のキャラクターを設定する場合、頭の大きさを多少違うように描くほうが自然に見える。

また、身長が同じ、頭身も同じであっても違いは出せる。

  • 骨格を変える

身体の大きさを少し変えてみる。
肩幅や腰や膝の位置などを変えてみる。

  • 体質を変える

筋肉や脂肪の付き具合を変えてみる。

 

描きたい人物を模写したり練習するうちに、人物を描くということに慣れていく。

そのなかで自分は基本的に、どのくらいの頭身で描くとバランスが取りやすいのか。
意識しなくても、描いていくうちに傾向が定まったりするものです。

なので「○頭身」で描くことを常に気にする必要はないのですが、知って理解しておくと便利なものです。

特に複数人を同じ画面上に描くときには、ちょっと考えてみるといいでしょう。

 

それでは、今回はこのへんで。
おつかれさまでした。

よいお絵かきタイムを~^^

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