イラストで人の正面顔を描くときにバランスが崩れない描き方

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人の正面顔を描くときには、バランスを取った土台を作ってから描く!


あなたはどんな時に正面顔を描きますか?

正面顔を描く率はそんなに高くないような気がしますが、イラストやマンガで、ここぞというときに狙って描かれていたりしますね。

そんな正面顔。これがなんだか崩れていると、画面やストーリーが締まらない感じになっちゃいます。

 

人が好むのは正面顔?

正面顔と言えば、幼児が無邪気に描くお絵かきは、たいてい人間の正面顔じゃないかなぁ~などと思い至ります。

そして成長して自分の意思でお絵かきしだすと、斜め向きの顔を多く描きたがる傾向に。

動きを付けたいからなのか、正面顔は描きづらいと思うのか…。謎ですが、人は正面顔に対して特別な気持ちを持っている気がします。

 

正面顔がうまく描けない理由と解消方法


そもそも、正面顔を描きづらいと感じる理由は何でしょう。

  • 左右のバランスが取れない
  • 描いてみてもなんか変になる(自分で理由がわかっていない)
  • どこからどう描いたらいいのか描き方がわからない(描き慣れていないために、顔の情報が多く整理しきれない)

そして、「正面顔がうまく描けない理由」みたいなものはいくつか考えられます。

  1. 顔のパーツの大きさや位置が左右でずれる
  2. 顔のパーツの適度な距離感がわからずに描いている
  3. 「左右対称に見る」ということの難しさ

こんなところでしょうか。

 

1.は、方眼用紙を使うことで解消できます。

方眼用紙を使わずに描けるほうがいいとは思いますが、描く間隔に慣れるまで練習で使うのは有用だと思います。

2.は、これから一緒に描いていくので解決できるでしょう。

 

あとは「3.左右対称に見る」ということですが、これは誰しもが苦手なのではないかと思います。

よくある方法としては、アナログの場合は紙を裏返して透かし見て、ズレを確認しつつ修正するということ。

デジタルの場合は画像を反転してみるということですね。

 

そもそも人間の顔もズレが当たり前にあるので、イラストでも極端に歪んでいない限り、さほど気にしなくてもいいです。

逆に左右対称すぎると人間味が薄まる感じになり、完璧すぎると人形やロボットのような印象になります。

 

それでは、人の顔をお絵かきする幼児のように、無邪気に「大好きな人の顔を描くんだぁー。」くらいの感じでやってみましょう!

 

◇ 正面顔を描く


使う道具:方眼用紙、鉛筆、色鉛筆

〈〈 手順 〉〉

1. 正面顔のベース(土台)を作る

2. 顔ベースに顔のパーツを描きこむ →完成

◇ まとめ

 

1. 正面顔のベース(土台)を作る


顔正面描き方04

 

 

←これから手順を追って、こんなのを作ります。(ベースの完成形)

解説画像のとおりに線を描いて進めてください。

 

※慣れないうちは方眼用紙を使うと距離感が分かり易い。

全て鉛筆で描きます。

 

 

1-1. 頭部全体サイズを描く

顔正面描き方0

 

長方形を描いて、タテヨコ半分に線を引く。

■ 長方形

…頭部全体のサイズ。

■ 真ん中の縦と横の線

…縦は頭(顔)の正中線、横線は顔の中心で目の位置になる。

 

 

 

2. 鼻と口の位置を描く

顔正面描き方01

 

■ 鼻の位置を描く

…鼻の開始は中心からちょっと上。

鼻の終わりは下1/2~少し短めのあたり。

■ 口の位置を描く

…下半分の1/2の位置より下方。

 

 

 

 

3. 目と眉、耳の位置を描く

■ 目と眉の位置を描く

…目と目の間は、目が1つ分入るくらいの距離。

眉は目の少し上に描きます。

☆眉は目から離れると堀が浅い顔、近いと堀が深い顔になる。

 

■ 耳の位置を描く

…眉から鼻の下までの長さがだいたい耳の長さ。

耳が見える幅は人により違うので、ここではだいたいの幅でいい。

 

 

4.頭の輪郭と顔の輪郭を描く

顔正面描き方03

 

■ 頭の輪郭線を描く

…頭は幅を厚めに描く。

■ 顔の輪郭線を描く

…頬と顎を意識して描こう。

☆首を描くのも忘れずに。

…首の太さの幅は、だいたい目尻を目安にする。

☆頬と顎は、角度の付いた顔を描くときにも非常に重要なので気にしておこう!

 

 

5. 顔のベースを整える

顔正面描き方04

 

■ 不要な補助線を消す

■ 主線を整えよう

☆ここで左右のズレが無いか確認

・裏から透かし見る

・デジタルなら反転して見る

ズレを確認しつつ、修正していく。

※ここでしっかり確認・修正しておくと、あとで歪みが少ないので楽。

 

これで顔のベースは完成!

6. 補足:顔ベースを少しリアルにしてみよう

顔正面描き方05

 

顔には骨があり筋肉があり皮膚がシワがある…

リアル絵を描きたい方は、自分の顔を観察ながら補助線を描き込んでみましょう。

 

この補助線を入れることで、

キャラクターに年を取らせたり、表情を付けたりするときにイメージが掴みやすくなります。

 

 

 

次は、顔ベースを元に肉付けしていき、キャラクターを描いていきます。

 

2. 顔ベースにパーツを描き込む


先程作った顔ベースに、顔のパーツや髪を描き込んでいくだけでキャラクターが出来上がります。

(※顔のパーツそれぞれの描き方については、また後日記事を作成しますが、とりあえず真似て描いてみましょう。)

(→髪の描き方はこちら

 

参考にいくつか正面顔のイラストを貼っておきますので、真似て描いたり、自分なりの顔のパーツを当てはめたりして好きに遊んでみましょう。

参考のイラストに似せる必要もありませんので、お気楽に。

前向き例1

前向き例2

 

キャラクターによっては、

顔ベースからアゴを短めに削っているものもあります。

鼻は一応リアル系にしてみました。

☆アゴを削る場合は、鼻と口も少し上に描きます。

☆鼻を縮めたら、耳の長さも調整してみましょう。

 

 

 

 

前向き例3

前向き例4

前向き例5

☆眉毛の上がり下がりで感情を。

☆目尻の上がり下がりで個性や性格を。

☆鼻の高い低い、あるいは太い細いで雰囲気を。

☆口の描き方でも表情やキャラクターが出る。

☆アゴも人により細かったり厚かったり。

☆耳も角度が寝ていたり立っていたりと個性がある。

(…私は耳はいつもテキトーですごめんなさい。)

 

 

前向き例6前向き例6a

 

 

おまけの眼鏡さん。

☆眼鏡さんを描くときには、まず裸眼状態を描くこと。(右図)

その上から眼鏡を描いてあげます。(左図)

 

(イケメンだったのに鼻を描き直したら普通顔になった…鼻も重要!!)

 

 

◇ まとめ


正面顔をバランスよく描くには…

・正面顔は歪みが出やすいので、まずは土台となる顔のベースをつくろう!

・顔のベースの完成段階で、必ず左右のバランス確認をし、修正すること!

・顔のベースを基準に、細かい顔のパーツを描いていこう!

 

顔ベースはあくまでも土台でただの目安なので、キャラによっては目を大きくして耳を小さく、顎を削って描いたりしてもかまいません。

絵柄によっては大きく比率が変わってくるものと思いますので、いろいろといじって、あなたの絵柄にあった土台を作ってみて下さい。

 

では今回はこれにておつかれさまでした。

よいお絵かきタイムを。

 

 

 
 

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