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デフォルメキャラの描き方3!顔~横顔の輪郭と首のバランス

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

デフォルメしたキャラクターイラストを描くコツ3
デフォルメキャラの顔のバランスは、基本的には通常頭身と変わりない。

デフォルメキャラを描く上で難しいと感じるのは、意外にも顔が多いようです。

今回は顔のデフォルメについて考えていきましょう。

顔が描きにくいからと、顔ばかり描いてみても実はなかなか解決しないものです。
顔をいじる場合には、やはり頭全体のバランスを見る必要があります。

通常の顔(頭)の描き方の比率などは以前の記事でやりましたが、デフォルメした2頭身キャラの場合もさほど変わりません。
デフォルメしても基本的な骨格が変わるわけではないので、位置的なものも極端に変わるものではないのです。

頭全体のバランスを見ながら描いていくとまとまりやすいので、難しく考える必要はありません。

それでは、幾つか例を挙げながら見ていきましょう。

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通常の頭身での頭部と2頭身の頭部バランス

2頭身での頭部のバランスは、描き手それぞれの好みによるところもあると思います。
ですから、ここでは一例として「私の場合はこんな感じですよー」ということで説明していくのでご了承ください。

デフォルメ顔1

〈上図:左側は通常頭身、右側は2頭身〉

左右共、頭の大きさとしてはだいたい同じ。
分りやすいように同サイズの緑線で構成した四角形を入れてみた。

見比べて分るように、顔のパーツの位置はほぼ同じ。
大きく違うのは目の部分。

デフォルメした頭の場合は、目をとても大きく描き、それに伴い鼻と口は小さめに描いた。

顔のパーツの位置関係については、全く同じ。
違うのは、顔のパーツの大きさ、ただそれだけ。

顔をデフォルメするには、実はそれだけでOKなのです。

☆必ずしも目を大きくする必要は無く、顔のパーツを単調にし、サイズを大きくもしくは小さくするだけで、デフォルメした顔が出来るのです。

ということで、意外とデフォルメ顔と通常の頭身の顔とは、大差が無いことが分りました。

それでは、次から実際にデフォルメ顔を描いていきます。

顔のデフォルメ

ここでは先程の説明のように、基本的な顔の割合からデフォルメ顔を描いてみました。

好みによっては、この顔の割合を崩し、更にデフォルメするのもいいでしょう。

〈左図:上段右〉
基本的な顔の割合は、通常の頭身の頭部と同様。

顔の中心に目があり、その下半分までのところに鼻、そのまた半分の位置に口がある。
この割合を元に、上と真ん中の5パターンのデフォルメ顔を描いてみた。

5パターンで意識的に変えたのは、目の大きさと種類。
目の大きさを変えるだけでも印象は変わる。

他のパーツも小さくしたり大きくしたり、形を変えて描いてみよう。

〈上図:下段〉
下段の2パターンについては、更にデフォルメするように顔のパーツを下げてみた。
眉・目の位置を大幅に下げ、鼻と口の間隔を短くしている。
こうすることで、更に潰れた感じのデフォルメ顔を作ることが出来る。

見た目はこちらの方が可愛らしいね。

顔を描くときにもいきなり細かく描くのでは無く、まずはシルエットを作るように大まかな形で描いていく。

まずは大枠となる頭全体の輪郭線からだいたいの形を取り、顔の中身も、パーツを象った形で描いてバランスを取ると手間が省ける。

顔のパーツとしては、頭部、目、鼻、口、耳がありますが、必ず首のことも考えておきましょう。
これらの顔のパーツは、どれかが大きくなれば、どれかを小さくするように考えるとバランスを取りやすいでしょう。

描くときには、赤ちゃんや幼児の顔を想像するといいですね。

赤ちゃんや幼児は大抵、目が大きく、鼻口は小さめになっていますよね。
デフォルメキャラを描くときにも、目が大きく、鼻口は小さめに描くと可愛らしく描くことができます。

また、ひとつひとのパーツをしっかり描いてしまうと濃いめの顔になるし、ちょっとした線の描き方で表情が変わるので、いろいろ試してみましょう。

横顔の輪郭と首のバランス

次に、横顔を描いてみよう。

横顔が描きにくい場合には、斜め向きの顔を描き、その顔のパーツの位置を確認しながら描くようにするとイメージが具体化しやすく、描きやすい。

〈上図:左側は斜め向きの顔、右側に同じキャラの横顔〉
薄く線が引いてあるのがわかるでしょうか?(薄すぎ?)

緑色の線は、上の図と同様に顔の位置の割合を示す線。
赤色の線は、斜め向きの顔から各顔のパーツ毎に水平に引いた線。

このように、各顔のパーツの位置と大きさを把握しながら横顔を作ると、「同一キャラなのに顔が違う…!」ということが避けられます。

今回あらためてデフォルメキャラの横顔を描いてみると、「やっぱ首のバランスがぁ~」と感じた次第。
顎から首、耳から首の流れを保ちながらデフォルメするって難しいなぁ~と。

耳は首に繋がる重要な部分なので、小さく描く場合にもしっかりと描くこと。
また、首は胴に繋がり、頭を動かすためには首の位置が重要なので、ここをおろそかにしないことが大事。

今回はそれに加え、斜め向きと横向きでの首の太さなども気にしながら作画しました。
あと気にしたことは、動作させるときにも不自然で無いように、首を中心に持ってくることを意識。

図の横顔は、全て輪郭が違うように作成してみましたが、他にもさまざまな描き方があるでしょう。

いろいろな描き方を試してみて、あなたに合った描き方が見つかるといいですね。

まとめ

デフォルメキャラの顔を描くコツは?

・顔のパーツの位置関係については、通常の頭身と変わらない。
・各パーツを単調にし、サイズを大きくもしくは小さくして全体のバランスを取る。
・更にデフォルメしたいときには、眉以下の位置を全体に下へずらし、鼻と口の間隔を短くする。
・横顔を描くときには特に、耳と顎から首の繋がりを意識すること。

顔の描き方が多種多様なように、デフォルメの描き方も沢山あると思うので、気に入ったものとか見つけたらよく見て観察してみるといいと思います。

耳を小さく下の方に控えめに描かれている場合もあれば、しっかり大きめに描かれている場合もある。
首を描かないとか、横顔は口を描かないとか、鼻を描かないという省略の方法もある。

同じキャラでも都合によって描いたり描かなかったりする場合もあるので、ものすごく柔軟に考えていいものでしょう。
全ては「お好みで。」と言っても過言ではないのです。

それだけ自由に描いてもいい分野だと思うので、いろんなタイプを描いてみると楽しいですよ。

それでは。
3回続いたデフォルメキャラも今回までかな。
けっこうキリが無い世界かも…ということで終わりたいと思います。

今回も最後までのおつきあい、有り難うございました。

よいお絵かきタイムを!

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