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イラストで人を描くときに失敗しにくい髪の描き方手順

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

人の髪を描くとき、どうやって描けばうまくいくのか?

それはまず、頭の形、生え際と髪全体の形を決めてから描くと崩れない!

髪の毛を描くときに悩む理由をまるっと総合すると、こんな感じではないかと思います。

・髪の毛って沢山ありすぎ!
・どこからどう描いたらいいのかわからない
・形がまとまらない!
・頭の形が変になる!

ここが髪の毛の難しいところでもありますよね。
私もかつては悩みました。

しかし書き方のコツさえ分かれば、そんなに難しいものではないのです。
むしろコツを掴めば、描いていて楽しくなりますよ。

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失敗する理由と成功に必要なこと

◇ 失敗しやすい理由はどこにある?

  • いきなり髪の毛を描こうとする

描き慣れている場合はいきなり描いたりしますが、描き慣れていない場合にはなかなか無謀な挑戦となってしまいます。

ではどうすればいいのでしょう。

◇ 成功させるために必要なことは?

  • 頭の形をあらかじめ描いておく
  • 髪型をイメージして決めておく
  • 髪の分け目を決める
  • 髪のながれを想定する
  • 髪の生え方を理解する

こんな感じかな。

文字だけ並べると沢山あって大変なように思えますが、なんてことはない。
やり方さえわかれば、あとは描いてみるだけ!

◇ 髪の役割

人物の髪の役割ってなんだと思いますか?

人間の大事な頭部を守って…というのは人体の話。

イラストなどの場合は、髪型ひとつでその人物の雰囲気や持ち味を表現したり、髪の描き方ひとつでイラストの印象が変わったりする重要なものです。

髪を描くときには、今描いている人がどんな人物なのか。
キャラクターの見た目や性格などを考えながら描いてみると、想像しやすいかもしれないですね。

ということで、
さっそく実践していきましょう!

人の頭の形状を考える

頭蓋骨透け横顔頭蓋骨透け正面顔

簡単に見ると、人の頭ってこんな感じになっています。

イラストを描く上でもマンガのキャラクターでも、人間という設定であるかぎりこんな中身をしています。
細かいことを覚える必要は無いのですが、とりあえずしっかり認識しておくことは…

髪の内には皮膚があり、皮膚の内には骨があるということ。

つまり、髪の毛がどうとか以前に、頭の形が重要なのでそこを土台として考えよう!

ということです。

頭の輪郭線と生え際を描く

さきほどのような頭蓋骨まで描く必要はないのですが、キャラクターを描くときにはまず、頭全体の形を描きましょう。

頭部の形を把握せず、いきなり髪の毛を描き進めてしまうと、形が崩れたり失敗の原因になります。

頭部横顔きわ頭部正面顔きわ

〈 図:正面顔と横顔の例〉

水色…頭の輪郭
赤色…髪の生え際
この頭の輪郭と髪の生え際を決めます。

☆これをやるメリット

  • 頭の大きさや形が把握できる
  • 頭へこんでる…?などの失敗が減る
  • イメージを固めやすい

髪の分け目と流れを描く

次に髪の毛の分け目と、どんな髪型にするかをだいたい決めます。

髪横顔2髪正面2

〈 図:正面顔と横顔の例〉

赤色…髪の分け目
緑色…髪型や髪の流れ

☆これをやるメリット

  • 髪型がイメージしやすい
  • 全体を把握しやすい
  • 髪の流れを理解しやすい

線画と仕上げ

髪横顔2線画髪正面2-仕上げ

〈 図:線画(横顔)と仕上げ(正面顔)〉

頭の形(輪郭)と分け目がはっきりとしているだけでかなり描きやすく、失敗が少ないです。

特に初心者さんは、いきなり表面の線だけ追ってしまう傾向があるので注意です。

髪型いくつかのパターン例

髪結い

髪を束ねている人。

髪をむすんでいるようなときには頭の面を分割して考える。

一本で結んでいるときには分かり易いけど、これが二つ結びや二段になったりと複雑になるほど、分け目を描いておく方が描きやすいです。

分け目を描き、他はまとまりで見る。
・前髪
・結ぶ髪の部分
・結んだ髪の毛の束
・残りの髪の毛の束

つじつまの合わない髪型

割り切り型タイプ。

これは…マンガによくある、正面と横向きの髪型のつじつまが合わないやつです(笑)

あしたのジョーとかスネオとか悟空とか…その類い。つまりこーゆーのは、常識無視で考えましょう。

このタイプは、立体を考えてもつじつまを合わせるのはムリなので、あらかじめ顔の角度による髪型の設定を決めてしまうといいです。
(…例で描いたこの髪型はまだ立体に出来ますなぁ…毛量があれば。)

くるくる

くるくる髪。
くるくるとひとくちに言っても、いろいろなくるくる髪がある。
この例の場合、くるくるを描くのにイメージし易いのは、「巻いてあるリボンの巻きを崩す」感じでしょうか。らせん型。
あとは薄い円柱がいろいろな傾きでくっついていて、丸みを付けたり伸ばしたり。メリハリを付けるためにときどき角を付けるようにします。

おまけ話:髪の生え方を理解する

髪の毛には生えている方向があります。

当たり前のことなのであまり意識していないかも知れませんが、その髪が生えている方向を意識して、髪の流れを考えて描くだけで自然な感じに仕上がります。

※次の例はちょっと上級者向け。
はじめはここまで出来なくてもあたりまえで、いきなりはむずかしいと思うけど、知っておくといいですよ。描いているうちに身につきます。

◇ 髪が生えている方向に逆らっている髪型1

例:ゆるめのポニーテール

ポニーテールの場合、髪の生えている方向と逆に引っ張る部分の多い髪型なので、髪の流れがとどこおる部分が発生する。

髪の生え方

赤色…髪の生えている方向
青色…髪が自然に行きたい方向に抵抗し、髪にうねりが発生している。

このうねりや、自然に下がる”たわみ”を描くことで、自然な髪の流れに見せることができる。

頭部側面や耳の上、後頭部の髪などはたわみやうねりが出やすい。

☆前髪のハネは、本来は前下方に落ちたいけど他の髪の毛とのからみで上に向く毛。

☆結っている部分のはねは、髪が充分伸びていない毛なので、重力に負けずにはねている。
もしくは、くせ毛ではねている。こんな後れ毛を描くのも自然に見える。

◇ 髪が生えている方向に逆らっている髪型2

例:きつめのポニーテール

髪のたわみや、うねりが極端にない髪結い。
髪のとどこおりをなくして、まっすぐ頭の形状に従って、むりやり結って固めた場合。

ちょっと不自然に見えますよね。
しかしこんな髪型もあるのです。

☆職業柄、髪を結って固めている人の頭はこんな感じ。
そんな頭をアップでよく見ると、髪の生え際には強制的に引っ張られているうねりがあります。
(この絵では表現していませんけど。)

お相撲さん、シンクロナイズドスイミング、宝塚?、バレエ、舞台俳優さんなどなど。

☆敢えてまっすぐ描いたりもすると思うので、そこは好き好きにどうぞ。
いろいろ考えて描き分けてみましょう。

まとめ

髪を失敗しないで描くためには…

  1. 髪の毛は頭に付随するもの。土台である頭の大きさ、形を決めておく。
  2. 生え際と分け目を決める
  3. 全体の髪型を決める
  4. 髪が生えている方向と流れを意識して描く

普段から自分の頭部や周りの人、写真などを観察してみる。
そうしていろいろな髪型を描いてみて、自分なりの描き方を模索してみましょう。

それではおつかれさまでした。

楽しいお絵かきを!

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