イラストで口を描くときに知りたい顎の構造と口の中の見え方

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口は簡単なようで難しい?!歯や口の中はどう見えるの?

口(顎)の構造を知ると、描くのが簡単で楽しくなるよ!


口は表情を作るのに欠かせないけど、描き方によって顔が崩れやすいパーツです。

口先だけで話すくらいの動作ならば、口の形さえ把握すれば描くのは簡単です。

難しいと感じるのは、顎が動いたときの口を描くときでしょう。

 

上下の歯の隙間ができるほど口を開けると、口の中が見えてきますね。

口を大きく開けるほど口の中が見えやすく、また、顎も大きく動くので、初心者の場合はどう描いていいのか分からなくなることでしょう。

特に大口を開けたときは顔が崩れやすいので、うまくバランスを取る必要があります。

 

顎は基本的な構造が分かっていないと間違った動かし方をしてしまうので、やはり構造を知ることが大事です。

口の表面だけ捉えて描こうとすると、動きのある絵を描くときにどう対応していいのかわからなくなるのです。

リアルな絵柄ならば尚更ですが、シンプルな絵柄であっても、人である以上基本は同じなので知っておくといいです。

 

〈〈 もくじ 〉〉

1. 口の動作は多種多様

2. 口(顎)の構造を知る

2.1 口(顎)の構造と動き

2.2 口の中の見え方

まとめ

 

 

1. 口の動作は多種多様


口は話す、呼吸をする、食べる、感情を表現する、という沢山の役割があるため、さまざまな動作をします。

顔の中で1番動くところかもしれませんね。

 

口の描き方ひとつで顔の表情が変わり、表現したい動作がそれらしく見えるかどうかが問われます。

そう思うと難しいなぁ…(笑)

 

でも大丈夫。これも口の構造を知っているかどうかと、慣れです!

 

口のひとつひとつの表情や動きを、その形だけで捉えようとするから複雑で難解なのです。

そういったものは、根本となる構造を知った上で動きを想像してみると、とても分かりやすくイメージしやすくなります。

 

では、具体的に見ていきましょう。

 

 

2. 口(顎)の構造を知る


以前、顎については少しふれましたが、それも含めてさらに詳しくやっていきましょう。

 

2.1 口(顎)の構造と動き


口(顎)の構造というのは、イラストを描く上ではそんなに複雑ではないです。

 

〈下図・1〉

口は上顎と下顎があり、顎関節(顎の関節)で繋がっています。

・上顎は頭の骨(頭蓋骨)とくっついており、動作しない。

・下顎は顎関節で頭蓋骨と接している(ピンク色の部分)

左右の顎関節が軸となって下顎が動く。(上顎は動かない。)

 

 

■ 下顎の動き

〈左図2〉下へ開く

〈左図3〉前へ少しずれる

〈左図5〉左右へ少しずれる

 

 

イラストを描く上での口の動きは3種類。 

・ 口の筋肉のみ動かす(左図・4)

・ 顎を動かすと動く(左図・2, 3, 5)

・ 顎が動くとともに口の筋肉も動かす

 

 

 

口の表情を作るのは2つ。

  • 自然に出る表情
  • 意図的に作る表情

余談ですが、自然に出る表情は左右均等に動き、意図的に作る表情は、左右の動きに偏りが出やすいそうです。

 

…説明上種類分けしてみましたが、深く考えなくてもいいです(笑)

自分の顔で口を動かして観察してみましょう。

※顎が動かしにくい人は、ずれていることもあるので無理して動かさないこと!

無理すると外れちゃうよ…(マジです。)

 

 

2.2 口の中の見え方


口の中の見え方を想像してみましょう。

…というよりは手っ取り早く鏡を持って観察してみましょう。

口の中には何がある~?

 

〈下図:頭蓋骨と口の中〉

歯・舌・のどちんこ(正式には口蓋垂というらしい)

口蓋垂まで見える絵ってなかなか描かない…けど、漫画描きさんは描きたい場面もありますよね。

 

口蓋垂は喉の奥にあり、その前には舌がある。

なので、ある程度口を開け、なおかつ「あー」とか大声を出すシーンでも無いとなかなか見えないかも。

 

口を開けて顔が下を向くと舌と歯が見え、上向きになると舌、歯、上顎の裏、口蓋垂が見える。

しかし、全部が見えるかというと、そうでもない。

 

 

 

骸骨さんに皮膚を被せてみましょう。

〈左図:頭蓋骨に皮膚を被せた口の中〉

ちょっと見づらいかもしれませんが…

 

口の入り口から覗く口の中はほんの一部。

大口を開けたときに描きたくなる口蓋垂は、正面以外ではなかなか丸見えにはなりません。

この図の上向きの顔では、半分ほど見えていますね。

 

 

 

 

更に色を付けて、骨を隠してみました。

斜めを向いた顔などでは、口の中は隠れている部分が大きい。

 

口の中を描くときには、次のように考えるといいかも。

・ 口蓋垂は首の中心の上にある

・ 奥歯は口蓋垂の方向へ並んでいる

・ 舌の根元は口蓋垂の方向にある

つまり、奥歯も舌の根元も、口蓋垂へ向かうように描くとそれらしく見える。

 

立体的に考えてみましょう。

口の中は、唇の奥ですから。

 

 

 

次に描き方ですね。

描き方は頭蓋骨から描くのはもちろん面倒くさいので、簡略化して考えてみましょう。

…また長くなりそうなので、ここから先はまた次回。。

 

 

◇ まとめ


イラストで口を描くときに知っておきたいことは…

  • 口(顎)の構造は、上顎は固定、下顎だけ動く。
  • 口の動きは3とおり。「口の筋肉で動く」「顎が動く」「口の筋肉+顎が動く」
  • 口の中が見えるのはごく一部。
  • 口の中を描くときには、口蓋垂の位置は首の上、奥歯・舌の根元は口蓋垂へ向かう。

けっこうありましたね。

これを踏まえて、次はイラストを描いてみましょう。

骸骨から描くのは難しいし時間がかかるので…どうやったら簡単に描けるのかを考えていきます。

 

今回はここまで。おつかれさまでした。

楽しいお絵かきタイムを。

 

>> イラスト描き方講座

 

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