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耳の描き方を簡単に。まずは頭全体をとらえて向きを決めよう

この記事を読むのに必要な時間は約 15 分です。

耳の描き方の記事TOP絵イラストを描き始めるとき、
まず顔から描くという人は多いでしょう。

私もそうでした。

その顔を描くときに、
初心者さんの悩みどころの定番として
「耳」がありますよね~。

耳は顔の真横にあって、出っ張っている。
正面を向いても斜めを向いても耳は見える。

 

耳を描くときにまず悩むのは、
耳の位置や見え方です。

そして耳がどうなっているのか、
見え方がいまいちよくわからない。

つまづくのはこのあたりですね。

耳の位置や見え方については、
前回の記事で解説をしたので
こちらへどうぞ → 耳の位置を知ろう

 

今回は、耳の位置のおさらいをした上で
耳をどう描いていくのか、
ということをやっていきますよ。

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耳を描く前に

まずは耳を書く前に、
耳の位置や見え方について
簡単におさらいをしておきましょう。

頭の向きと耳~おさらい

耳を描く上で最低限知っておくのは、
耳の位置。

そして耳の向きですよね。

【図1-1:耳の位置と見え方、耳の向き】

耳の位置と見え方の図

耳の位置と見え方、耳の向き

耳の位置は、
頭の真横から見ると真ん中より少し後ろ側。

耳の上が眉のあたりと同じくらい。
耳の上の付け根が目尻くらい。
耳の下が鼻の下と同じくらいの位置。

そして耳は少し斜めになっています。

耳の位置や傾きも人それぞれなので、
参考までにだいたいの目安として
覚えておきましょう。

耳全体の形を把握する

頭(顔)を見る方向に従って、
耳の見え方も変わります。

耳は立体的なので、ここが少し厄介です。

耳の形を頭の向きとともに
まとめてみました。

【図1-2:耳の形を把握しよう】

耳の形を角度を変えて見た図

耳の形を把握しよう

だいたいこんなふうに見えるよね~
という感じで描いてみました。

耳の形や厚み、角度なども
人によって少しずつ違います。

なので厳密にこうだ!というわけではない
ので、囚われすぎないようにしましょう。

イラストは必ずしも
リアルに描く必要はないもの。

それらしく見えたら成功なのです。

耳の描き方

さて次に、いよいよ耳の描き方について。

ここまででわかるように、
耳を描くためにはまず

描きたい頭の向きを決めてから
耳の位置を決める必要があります。

ということで
次の手順で耳を描いていきましょう。

  • 耳の位置を決める
  • 耳を描く

耳の位置を決める

まずは描きたい頭(顔)の向きを確認して
補助線を入れ、耳の位置を決めていきます。

顔(頭)に補助線を引く

顔(頭)に横の補助線を入れます。
【図2-1-1-1:横の補助線を引く】

耳の位置を決める工程1

横の補助線を描く

(横線:緑色)

  • 眉下から耳の上へと繋がる水平線
  • 目尻あたりを通る水平線
  • 鼻の下から首の付け根あたりへの水平線

 

次に、縦の補助線を入れましょう。
【図2-1-1-2:縦の補助線を引く】

耳の位置を決める工程2

縦の補助線を描く

(縦線:緑色)

  • 頭頂部から顎(あご)にかけての顔の正中線

(縦線:青色)

  • 頭頂部から頭部の真横にかけて下ろす縦線

なお、後ろ向きの水色線は
見えない顎の線を想定して引いたもの。

 

補助線を引くのは、目鼻を描くときと
同じように、位置を把握しやすくするため。

頭の形状に沿うように描けるといいけれど、
はじめのうちは少しむずかしい。

真正面や真横向きのように、
ほぼ真っすぐの線でもいい場合には
まっすぐ描いてしまうといいでしょう。

しかし斜め向きなどは、やはり曲線で
補助線を描くしかないこともあるので
少しずつでも描いて慣れていきましょう。

 

練習方法としては、新聞やチラシなどに
掲載されている顔写真に、直接線を引いたり
してみるのもいいかもですよ~。

耳の位置を決める

さきほどの補助線を頼りに
耳の位置を決めます。

【図2-1-2:耳の位置を決める】

耳の位置を決める工程3

耳の位置に斜め線を引く

(朱色の斜め線)
眉から伸びる横の線と鼻の下を通る横の線。
そして顔の真横を通る縦の線の位置あたりに
少し斜めの線を引く。

頭の角度によっては、
耳が斜めに見えたりまっすぐ見えたり
するけれど、だいたいでかまわない。

耳の形と大きさを決める

耳の位置が決まったので、
耳の外側の形と大きさを決めて描きます。

【図2-1-3:耳の形と大きさを決める】

耳の位置を決める工程4

耳の大きさと形を決める

(小豆色の線)

  • 耳の形と大きさを決める

耳の縦の大きさは、眉から鼻の下あたり
までの幅とだいたい同じ。

耳の幅は、耳の縦の長さとバランスが
よいように描きます。

ここまでで耳の位置と外側の形は決まり。
次は耳の内側の描き方です。

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耳を描く

それでは、先ほど決めた耳の位置に、
耳を描いていきます。

耳は見た目がちょっと複雑ですが、
順に描いていくとそうでもない。

ここでは例として、
ほぼ真横から見たときの耳を
描いていきましょう。

【図2-2:耳の描き方手順】

耳の描き方手順の図

耳の描き方手順

すでに描いている耳の外側の形を元にして
耳の内側を描き入れていきます。

  1. 耳の外側(耳輪)を描く
  2. 耳の内側(対耳輪)を描く
  3. 三角窩を描く

そして整える。

そのあとの、リアル気味な形にしたり、
影を入れてみたりするのはお好みで。

複雑に見えるものは、まず単純化する。

そこからバランスを取りながら
細部を描き入れて形を整えていく。

 

ひとつの例として
耳の描き方を図に示しましたが、

自分なりに描きやすいように
単純化した形状を決めて
描いてみるのもいいですよ。

絵柄に合わせた耳を描こう

耳はあまり目立たないけれど、
あまりに絵柄に合わないと
違和感が出ることも。

リアルな絵ならリアル耳、
単調な絵なら単調化した耳と
絵柄に合わせた耳を描いてみましょう。

【図3:いろいろな耳を描く】

いろいろな耳を描く図

いろいろな耳を描こう

例としていくつか絵柄を変えて人物を描き、
それに合わせていろいろな耳を
描いてみました。

いかがでしょうか~。

いろいろと好きなように描くのは
楽しいものですよ。

 

何にしてもそうですが、
必ずしもリアルに描く必要もないので、
耳の位置や形などの基本をおさえた上で
いろいろな耳を描いてみるといいでしょう。

リアルな耳、ちょっと省略した耳、
思い切り簡素化した耳など。

 

どのような耳を描くのかは
描き手の好みですし、

描いてるうちに描き方の癖なども
決まってきます。

描き慣れていないうちはまず、
自分で写真や資料などを見ながら模写しつつ
手に覚えさせて描いていくのがいいかな~
と思います。

耳の描き方~人外の場合

イラストで耳を描くとき、
なにも人の耳ばかりとは限らないですよね。

漫画やアニメなど、
絵やイラストの世界では何でもありです。

ということで、
次は人以外の耳を描いてみましょう。

人間ベースの耳…エルフなど

人の頭に動物の耳を付けるキャラもいれば、
人の姿と似ているけれども人ではない、
エルフのような者を描くことも
ありますよね。

人と似た姿をした者の耳は、
やはり人の耳と同じ位置に
耳を付けるのが自然でしょう。

 

私も昔はよくエルフの耳とか描きました。
とある漫画が大好きだったので、
もう人の姿を描けば耳を尖らせるという…笑

エルフ的な、人ではない人を描くのが
とても好きでしたね。

ということで、尖った耳やらいろいろを
描いてみましたよ。

【図4-1:人外の耳】

人外の耳の図

人外の耳を描こう

顔は手抜きで同じなので、
雰囲気の合わないやつがおりますが
ご了承くだされ…。

 

エルフの耳や想像上の存在の耳などは
やはり実在する生物の耳を模して
そこから発展させてアレンジする方法が
リアリティが出るのかなと思います。

あまりに突拍子もない「耳」を描いてみても
見る人がピンと来なければ、実在感のない
空虚なものになりかねないですから。

それは耳に限らず、
想像上の生物を描くときは実在する生物から
ヒントを貰って描いてみるといいでしょう。

ぐっと存在感が増すものです。

動物ベースの耳…ケモミミ

人の耳以外でよく描かれるのは動物の耳。

人の頭に、動物(獣/ケモノ)の耳を付ける
というようなもの。

人のキャラによく描かれる動物の耳は
次のようなものが多いですよね。

  • 猫の耳
  • 犬の耳
  • 狐の耳
  • 狼の耳
  • 兎の耳

人の頭にケモノの耳を描くときには、
基本的にその動物と同じ位置に
耳を付けるというものが多い。

それは耳そのもの、
あるいは付け耳のようなものであっても、
そのほうが自然に見えるからなのでしょう。

【図4-2:獣の耳】

獣の耳の図

獣の耳を描こう

人に獣の耳を描くときには、
左右同じ位置に耳がつくので
カチューシャをしているように位置を決め、
その線上に耳を描きます。

特定の動物の耳をつけたい場合には、
その動物の写真を参考にすると
いいでしょう。

動物の耳は動くので、
立った耳、たれた耳など、
耳の動きを描くことで
感情を表すということもできます。

人の顔の表情と耳の表情とが合えば
リアリティのある表現ができるでしょう。

 

余談。
ちょっとした謎…ですが、

ケモノの耳をつけたときに
人の耳の場所はどうなっているの…?
という疑問がありますよね~。

獣の耳と同時に人の耳もあるのか、
はたまた動物の耳だけで
人の耳は持ち合わせないのか…

これはキャラ設定で決めてしまえばよく、
私が決めることではないため~

…謎は謎のままにしておきましょうか(^人^)

ということで、
そのあたりは設定でご自由にどうぞ。

まとめ

今回は耳の描き方について書きました。

【耳の描き方】

  • 耳の位置を決める
  • 耳の形を簡単に描いておく
  • 耳の細部を描いていく

イラストを描くときって
だいたいこの手順ですね。

 

耳の難しさというのは、
頭の角度によって違って見えること。

これは頭全体と耳の形を、
セットで見たり描いたりしているうちに
自然にインプットされるようになります。

イラストは正確でなくとも、
「それらしく見える」ということが大事。

顔のいち部分だけしか見ていないとか、
耳だけ見て描いているのでは
なかなか身につかないことなので、

人の顔を描くときには必ず
頭全体を捉えて描くようにすると
よいでしょう。

 

耳を含めて頭を自由に描けるようになれば、
その他の人外の耳なども好きなように
創作して描けるようになっていきますよ。

 

それでは今回はこのへんで。

ここまでおつかれさまでした。

よいお絵描きタイムをお過ごしくださいな♪

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