イラストで鼻を描くために必要なのは簡単な三角形を描くこと

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鼻は顔の中心。

鼻で顔の方向が決まり、鼻の描き方でキャラクターの印象が変わる。


それほど鼻は重要です。意外と。

鼻を描くときに何が難しいかって、その形状と表現でしょう。立体的でもあるしね。

おそらくお絵かきさんが1番困る鼻の向きは、真正面向きではないでしょうか。

誰もが通る道(笑) …そんな気がしていますが、あなたはいかがでしょうか。

 

イラストを描く上で、鼻について悩んでしまうこと。

  1. 鼻の向きが難しい
  2. 鼻の形状が複雑でうまく描けない
  3. 鼻の描き方(表現の仕方)がいろいろあるけど、よくわからない

…このあたりでしょうか。まだあったら教えてください。

 

まず1.と2.は、鼻を三角形にすることで解決します。

三角形で考えると、鼻は難しいという先入観はそれほどなくなると思います。

 

3.の鼻の描き方(表現方法)はさまざまですが、自分に合った鼻の描き方が出来るように一緒に考えてみましょう。

(…今回も長くなりそうなので、↑これは次の記事にしますね。)

 

〈〈 もくじ 〉〉

◇ 鼻の名称

◇ 鼻で顔の向きが決まる

◇ 基本は同じ三角形

1. 三角形から三角錐を起こし、鼻を描く

2. おまけ:いろいろな角度の鼻

◇ まとめ

 

◇ 鼻の名称


ここで鼻の名称とその部位について、描き方の説明をするのに必要なので簡単に描いておきます。

 

 

 

よく使うのは、()内の名称が多いですね。

鼻筋、鼻先、小鼻。

あとは鼻の付け根である、鼻根(びこん)

鼻の穴との間である、鼻柱(はなばしら)

 

 

 

 

鼻の高さや形状は人それぞれですが、あまり難しく考えなくていいと思います。

絵柄によってはものすごく簡略化されていたりもするので。

ただ、簡略化するにしても描かないにしても、鼻がどんな向きで、どう付いているのかを想定して顔を描けるほうが、立体的でそれらしい顔を描けるようになります。

 

 

◇ 鼻で顔の向きが決まる


鼻は顔の中心にあり、実質、顔の中心であることを主張しているようなものなので、鼻というのはとても重要です。

イラストを描く上での鼻の1番の役割は、顔の方向を決めることだと思っています。

鼻先が何処へ向いているかで、そのキャラクターの顔がどちらを向いているか分かります。

 

目を描かなくても、耳が隠れていても、鼻さえ描けば頭が何処へ向いているか分かるわけですよ!

当たり前ですが(笑)

ですので逆に言えば、鼻の描き方を間違えると顔が向いている方向とちぐはぐになり、捻れた顔に見えてしまいます。

 

鼻を描くときには、顔の方向を決めてから描きましょう。

 

 

◇ 基本は同じ三角形


鼻を簡単に表すには三角形で充分。立体的には三角錐を描きます。

鼻を単純化して描く理由は、複雑な形状の鼻をいきなり描こうとするのは難しいため。

また、三角形から三角錐に起こせば、デフォルメからリアルまで、それぞれの絵柄に合わせた鼻を描くのに対応出来るからです。

 

それではこれから、実際に描いてみましょう。

 

 

1. 三角形から三角錐を起こし、鼻を描く


説明するにあたり、斜め向きの顔を描いているところから始めます。

 

1-1. 三角形から三角錐へ

 

斜め向き顔の記事」でも描いたように、顔の形を取っている段階では大雑把に顔のパーツの位置を描く。

鼻も同様に、場所と大きさだけ分かればいいので、鼻を三角形で描いておく。

 

◇ 鼻の位置のおさらい

…鼻の位置は、顔の中央、頭部の1/2あたりから始まり、1/4より少し上に鼻の下が収まる。

 

緑の横線で引いた間が、鼻の位置の目安となる。

 

 

 

 

 

 

 

1-2. 鼻の各所に印を入れる

 

■ 鼻根の位置に印を入れる

…両目の間。

■ 小鼻の位置に印を入れる

…小鼻の位置は、両目頭の幅と同等くらいだが、人にもよる。

☆斜め向きの場合はパースが付くので、中央線から小鼻間の幅に注意。

奥側に対し、手前側の方が広くなる。

■ 鼻柱の下の位置に印を入れる

 

 

 

 

1-3. 鼻先に印を入れる

 

■ 鼻先に印を入れる

…顔面からの距離、鼻先の上下の位置を決める。

鼻先を上気味にすると、鼻の穴が正面から見える鼻になる。

鼻先を下気味にすると、鼻の穴は正面から見えにくい鼻になる。

 

 

 

 

 

 

1-4. 鼻を三角錐にする

 

■ 鼻根と鼻先を線で結ぶ

■ 鼻先と鼻柱の下を線で結ぶ

…鼻の中心線、鼻筋や鼻の高さ、鼻の始点と終点がわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

1-5. 鼻を三角錐にする2

 

■ 鼻先と小鼻を線で結ぶ

■小鼻と鼻柱の下を線で結ぶ

…鼻の下部分がわかる。

鼻の下部分がどのくらい見えるのかがわかる。

鼻先の位置によっては、鼻の下が見えないこともある。

 

 

 

 

 

 

1-6. 鼻を三角錐にする3

 

 

■ 鼻根と小鼻を線で結ぶ

…左図の顔の向きでは、右の小鼻は見えない。

ただし、鼻先が低い場合は見える場合もある。

…右図の顔の向きでは、鼻の全体が見える。

 

このように点と点を結んで三角錐を作ると、どう見えるかが分かりやすくなる。

 

 

 

これで鼻を三角錐で描くことができました。

次に、この三角錐を鼻にします。

 

1-7. 三角錐から鼻へ

 

 

■ 三角錐から鼻へ肉付けする

三角錐さえ描ければ、あとはそれぞれの絵柄に合わせて肉付けするだけ。

この三角錐は、鼻の位置、大きさ、幅、高さ、鼻下の見える幅などがすべて含まれているため、楽に肉付けすることができる。

 

 

 

 

 

 

 

2. おまけ:いろいろな角度の鼻

 

 

 

■ 左図は、三角錐で描いた鼻。

…水色の印は鼻先。

 

■ 右図は、三角錐から肉付けして描いた鼻。

…三角錐ですでに鼻を形作っているので、線をたどる様に肉付けするだけで鼻になるのでとても描きやすい。

 

☆肉付けするときは、好きな絵柄の描き方にすればいい。

 

 

 

 

さてさて、いかがでしょうか。

意外と鼻って簡単!って思える…かな?

三角錐の鼻から、好きな絵柄の描き方にするのがうまくいかない場合には…次の記事を見てね。(次に書きます。)

 

◇ まとめ


イラストで鼻を描くには…

  1. 顔の方向を決める
  2. 難しく考えず、三角形にする
  3. 三角形から三角錐にする
  4. 三角錐から肉付けして鼻を描く

是非、手順を追って何度も描いてみてください。

考えながら描くことにより、どんどん分かってきますよ。

 

ちょっとわかりにくいんだけどー! みたいな部分があったら教えてください。

ご意見など頂けましたら随時修正していきますのでよろしくお願いいたします。

 

では、今回も有り難うございました。

楽しいお絵かきタイムを!

 

 

>> イラスト描き方講座

 

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