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絵を人と比べてしまうときは、足りないものに気づくチャンス

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

人の絵を見て凹むより、惹かれた事実に注目!
絵を描いていると、
つい人の絵と自分の絵を比べてしまうことがあります。

自分より上手い絵。
自分より下手な絵。

年齢はあまり関係ないんですよね。

リアルで比べて、SNS上でも比べてしまう。
それでは疲れるばかり。

 

ではちょっと考えてみましょう。

    • なぜ人と比べてしまうのか?
    • どうすればいいのか?

考え方や捉え方を少し変えるだけで
ずいぶん楽になるし、
折角ならそれを活用していきましょう。

なぜ絵を人と比べてしまうのか

ついつい見比べをやっちゃうのが、SNS。

Twitter、Instagram、Pinterest、
Pixiv、Tumblr…
絵が展示できるSNSは沢山ありますよね。

つい自分と人の絵を比べてしまうのは
仕方がないこと。

自分がそれだけ、絵をうまくなりたいと
思っている現れなのでしょう。

それはいいことなんですよ。
良い方に活用できればね。

これも考え方次第なのです。

実際に比べてみてどうなのか

自分の絵と人の絵を比べると、
どんな気持ちになるでしょう。

ただ単に人と比べてしまうときって、
「自分より上か下か?」
という目で見てしまうのではないでしょうか。

  • 上を見れば凹み、焦る
  • 下だと思う絵にイイネが多いと疑問を持つ
  • どちらにしてもなんだかイヤな気持ちになる

比較してしまうというのは大概、
自分が下に思えるとき。

人と比べて楽しいということは
なかなかないかなぁ…と自分では思います。

人と比べてしまう理由

人の絵と自分の絵を比べてしまう理由は、
「もっと絵が上手くなりたい」
と思っているから。

どうでもよかったら、
いちいち比べて凹んだりしない。

それともう一つ。

「自分はこれくらい描けるはずだ。」
あるいは、「これくらい描きたい」
という気持ちがあるから。

でも人と比較して落ち込んでしまうのは、
そこまで自分の実力が足りていないから。

自分はまだそこに届かない。

上手すぎる人には憧れを持つけど、
自分と何か似通っていたり、
手を伸ばせば届きそうな位置に居る人には
つい嫉妬してしまうのが人間です。

絵を描くというのは、
上を見たらキリがないのですよ。

上手い絵を見て凹んでいるだけでは
キリがないし、
意味がないどころかマイナスでしかない。

ではどうすればいいのか。

じゃあ、どうすればいいの?

比べて自分が凹んでしまう絵って、
ただやたらと上手いというだけの絵では
ないはずなのです。

自分と比較してしまうのは、
自分がどこかその絵に近づきたい
と感じる部分があるから。

どこかに自分が惹かれる要素があるから。

  • なぜ惹かれるのかを考えてみる
  • 自分なりに分析してみる
  • 真似してみたりして活用してみる

ひとつずつ考えてみましょう。

なぜ惹かれるのかを考えてみる

なぜ自分はその絵に目を止めたのか。
どこがどう気になり、興味を持ったのか。

惹かれたことを素直に認めて、何故なのかを考えてみよう。

自分はそういう絵が好みなのかもしれない。
逆にキライだったら、どこが嫌なのか。

嫌なら見なければいいだけのこと。
それでも見たい理由は何なのか。

何故、自分の絵と比べる必要があるのか。

  • 自分が描けないものが描かれている
  • 自分の理想の要素が何かしら入っている
  • 自分が思いつきもしないような要素がある

などなど、
何でもいいので惹かれる理由を探してみる。

自分が思うことを掘り下げて考えてみることは、大切なことなのです。

自分なりに分析してみる

さきほど上げた惹かれる理由を自分なりに
分析していくと、納得のいく答えが出てきます。

自分が気にしていることがわかってくるのです。

  • 色使い
  • バランス・見せ方・構図
  • キャラクター・ポーズ
  • 表現・陰影
  • 全体の雰囲気

などなど、いろいろあると思うけど、
もっと細かく分析して見ていきます。

どこがどうだからいいと感じるのか。

自分はもっとこう描きたい。
けど今の自分には描けない、足りていない。

出来ていないことは何なのかを考えて、
それじゃあどうすればいいのかと。

その惹かれる絵を参考にして考えてみるといいでしょう。

真似してみたり活用してみる

惹かれた絵を分析してみて
こんな感じの絵を描きたいと思えたなら、
自分も描けるように練習してみる。

その絵を真似て描いてみるのもいいし、
似た感じで描いてみるのもいい。

もちろん、練習の範囲でね。

人の絵を練習の題材として使う場合には、
あくまでも練習の範囲内で活用させてもらいましょう。

そのまま自分の作品としてSNSに載せたり
公表などしてしまうと、著作権の侵害に
なってしまうので注意が必要です。

まとめ

人の絵と比べてしまうときは、
その絵に自分が何かしら惹かれたとき。

そして、自分の絵に足りないものに気づくとき。

惹かれたことに素直に納得して、
どこに惹かれたのか、何に惹かれたのかを
見つけて分析してみましょう。

そしてそれを活用する。

凹んだりマイナスの感情を持ってしまうよりも、これをチャンスだと思って、
自分の糧に変えていくほうがよほどいいと思いますよ。

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